遊爺札幌競馬塾

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活躍した牝馬の産駒は?

こんにちは、ゆ~じ~です。

 

今日はある「人気」について触れてみようかと思います。

 

まず競走馬というものはその性質上、多かれ少なかれ人気というものを背負って走っています。

活躍すれば当然人気は高まりますし、凡走を続ければ人気は下がります。

また、派手な走りを見せるなどすればその人気も上がりやすくなりますね。

 

馬券を買っている人の多くは儲かりたいという気持ちを少なからず抱いて馬券を買います。

しかし、それほど馬券を当てることに強い執着も持つ人ばかりではありません。

また、当てようという気持ちで競馬新聞に向かっていても、儲けようとする意思が強い人ばかりではありませんし、その方向性を誤っている人もいるかと思います。

 

いかにして自身の回収率を上げていこうという意欲を持つ人たちにしてみればこういった人たちは「カモ」になってしまうんですが、「カモ」にならないように気をつけたいですよね。

 

で、前振りが少し長くなってしまいましたが、その血統によって過剰人気になり得てしまうケースを1つ検証してみます。

 

正直、今回調べたデータについてはちょっと雑な調べ方をしていてフィルタリングも十分に掛かっていないので、あくまで参考程度のものとなります、と最初に断っておいた上で本題に入ります。

 

いわゆる良血馬、特に現役時に大きな活躍を見せていた牝馬は自身の人気から産駒達は過剰人気傾向になるのではないかということで調べてみました。

 

現役時にG1戦線で活躍している馬というのは当然、ファン達の記憶に残りますし、人気になります。

人気があるならその産駒も応援されやすくなるものと思われます。

 

ここでは「活躍した牝馬」という括りではあまりにあいまい過ぎてしまうので、今回は現役時にG1を制した日本馬という括りで調べてみることにしました。

 

ざっくり調べたのでそれほど高い精度ではないのですが、2000年以降にG1を勝った牝馬の産駒の出走は2018年現在で約3000回ありました。

3000回と言えば、JRAが1年間に行う全レース数に近い数字となりますので、サンプル数としてはまずまず少なくもないのではないかと思います。

 

この約3000回のレースに於けるG1優勝牝馬の産駒の単勝回収率は約67%となりました。

 

このデータを適切なフィルタリングを行って調べた場合というものは今回は検証していないのですが、単勝回収率67%という数字自体は単勝馬券の控除率となる80%をはっきりと下回る数字となりました。

厳密には全単勝馬券の回収率というものは80%を少し下回るのですが(ここでは話がややこしくなってしまうので80%を少し下回る理由については今回は省きます)、その数字と比較しても誤差の範囲を超えている印象です。

 

当初の予想通り、G1優勝牝馬の産駒は総じて過剰人気になりやすい傾向があるという結論に至ります。

 

今回は「人気馬」という括りをわかりやすくするために「G1優勝馬」という線引きをしていますが、同様のことは活躍馬が兄弟にいるケースや海外で目覚ましい活躍を見せた牝馬の産駒にも言えるだろうと思います。

また、セレクトセールなどで高額で落札された馬なども同様に回収率の観点で見ると過剰人気になる傾向がありますね。

 

もちろん、母親がG1で活躍を見せていたりする馬や兄弟に活躍馬が複数出ているような馬、セレクトセールなどで億単位の売買がなされるような馬の場合、単純に能力の高い馬は多くなる傾向もまた事実であるため、馬券を買う際にむやみにこうした馬を削る、というのもちょっと考えものではあるんですけどね。

 

これだけで馬券に於いて買う買わないの決め手になるほどのファクターではないのですが、多少は考慮してみてもいいのかもしれませんね。

 

最終的にその馬が過剰人気なのか過小人気なのかは結局レースが終わるまでわからない部分ではありますしね。

仮に単勝1.1倍の馬でもそれが100%勝つのなら結果的には「過小評価」になりますから。

 

 

因みに今年の朝日杯フューチュリティステークスで圧倒的な人気を集めている牝馬グランアレグリアですが、その母タピッツフライは現在北米最高の評価を受ける名種牡馬タピットの産駒であり、自身は現役時にG1を2勝している実績を誇る名馬だったりします。

日本国内でG1を制した馬ほど知名度は高くはないのですが、相当な評価を受けるべき血統の持ち主でもあるんですよね。

そのタピッツフライに現在日本最高の種牡馬であるディープインパクトの配合。

日米のナンバー1サイアー同士の配合でもありますから血統的評価は世界的な水準なんですよね。

 

まあ、グランアレグリアについては今はその血統の優秀が注目を集めているというよりはその走りで大きな注目を集めているんでしょうけどね。

 

 

では、また。