遊爺札幌競馬塾

ゆ~じ~が競馬予想と競馬に関わる話題を熱く繰り広げる競馬特化ブログ

中山芝2500m

今年も有馬記念が近付いてきました。

 

ここでは改めて有馬記念の舞台となる中山競馬場芝2500mのコースについて触れてみようかと思います。

 

 

スタートするのは外回りコースのバックストレッチ。

3コーナーの少し手前からのスタートで傾斜を登りながら3コーナー、4コーナーへと向かっていきます。

ゴール前には急傾斜があり、ゴール板を通過してからもう1周してくる…と、いったコースとなります。

スタートして間もなく登り傾斜と共に3コーナーを迎えるため、大外枠を引いてしまうと前に行くことが難しく、ポジショニングが非常に難しいコースとなります。

そこから計6回もコーナーを回ることになるため、外目につけてしまうとそのコースロスは容易に挽回出来るものではなくなってきます。

かと言って、外から前につけることを諦めて、後ろにつけるならつけるで課題もあって、直線が短いため、直線だけで差し切るのは非常に難しく、3、4コーナーでは

加速しようとすると捲り気味に膨らませながら回らざるを得ないことが多くなります。

 

普段はそれほど頭数が揃いやすい条件ではないのでだいたいのレースは13頭以内くらいになることが多いのですが、有馬記念はフルゲートになることも少なくないですね。

13~16番枠の2008年~2018年前半までの成績が以下の通りです。

尚、単勝100倍以下というフィルタリングを掛けています。

 

6-3-8-95 勝率5.3% 連対率8.0% 複勝率15.2%

 

はい、この通りかなり低めの数値となっています。

まあ、大外13、14番枠のダイワスカーレット、アドマイヤモナークで決まった2008年の有馬記念の例もあるんですけどね。

この時、ダイワスカーレットはスタートと共に思い切ってダッシュを掛けました。

やや強引に先頭に立ち、中盤で大きくペースを落としてそのまま後続をねじ伏せるように逃げ切りました。

逆にアドマイヤモナークは腹を括った感じで最後方につけて淡々とスタミナを蓄え、4コーナーではロスを承知で外から強引に捲ってタフなレースで持ち前の持久力にモノを言わせて突っ込んできました。

このように大外枠を引いた場合は中途半端なレースより思い切った騎乗が好結果をもたらすように思います。

ただ、内枠ならベストかというと必ずしもそうではなく、中ほどの枠順であっても内枠と同等以上の結果が出ています。

 

血統面にも触れてみましょう。

先程と同じように2008年~2018年春までで単勝100倍以内の馬というフィルタリングを掛けたものです。

 

この条件で好結果を残している種牡馬は、

 

ステイゴールド

シンボリクリスエス

ネオユニヴァース

 

2018年の有馬記念出走予定馬では、オジュウチョウサン、サウンズオブアース、パフォーマプロミスが該当します。

 

逆にあまり成績が芳しくない種牡馬は、

 

ゼンノロブロイ

ディープインパクト

ダンスインザダーク

 

同じく有馬記念出走予定馬では、サトノダイヤモンド、スマートレイアー、マカヒキが該当します。

ただし、ディープインパクト産駒でも牝馬はジェンティルドンナが勝つなどしており、そう悪い成績ではありません。

逆に牡馬はサトノダイヤモンドただ1頭しか勝っていません。

尚、有馬記念は意外にリピーターが活躍していて、キタサンブラック、オルフェーヴル、ゴールドシップ、ゼンノロブロイ、ブエナビスタ、ゴールドアクター、トゥザグローリー、エアシェイディらが複数馬券に絡んでいます。

今回の出走馬で有馬記念で3着以内の経験を持つのは前述のサトノダイヤモンド、サウンズオブアースとなります。

 

人気になることが予想されるレイデオロはキングカメハメハ産駒。

キングカメハメハ産駒は意外にも持久力のある馬が少なくなく、ここでも複勝率27.8%、回収率112%とまずまずの成績を残しています。

レイデオロの母父はシンボリクリスエスですから悪くなさそうですね。

 

尚、有馬記念に関しては年末に行われることからある程度、馬場に痛みが生じてきていることが多く、パワーのある馬の活躍が目に付きます。

スタミナ豊富なステイゴールドやロベルト系の馬の活躍が多く、ステイゴールドについてはゴールドシップ、オルフェーヴル、ドリームジャーニーと勝ちまくっています。

勝たなくともオーシャンブルーの好走などもあるので、特に注意すべき種牡馬ですね。

今年の有馬記念にはオジュウチョウサンとパフォーマプロミスがステイゴールド産駒ですね。

特にオジュウチョウサンに至っては母父がシンボリクリスエスですから正に有馬記念向きの血統と言って良さそうです。

 

過去10年の有馬記念の上がりタイムを見てみると平均上がりタイムは35.44となります。

同条件の他のレースと比較すると十分に早いタイムではあるのですが、他G1との比較をすると決して早いと言えるものではありません。

瞬発力以上にパワーや持久力が重要視されると言っていいかと思います。

その点に於いても瞬発力に長けたディープインパクト産駒にはやや厳しい条件となりますね(とは言え、サトノダイヤモンドとジェンティルドンナが勝っていますが)。

 

尚、日経賞など他のレースでは一層そうした傾向が強くなるという結果も出ています。

ステイヤータイプの馬が穴を開けることもしばしばありますね。

 

予想については後日改めて行っていこうと思います。

 

ではでは。