遊爺札幌競馬塾

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日本ダービー データ分析 2019年版

今年も日本の競馬に於ける最高峰、東京優駿こと日本ダービーが行われようとしています。

ここでは幾つかの観点から、「日本ダービー」というレースを考えていきます。

 各種データは過去10年間のものを使用します。

 

日本ダービー施行条件

2019年5月26日(日) 15:40

東京競馬場 11レース 芝2400m Cコース

3歳牡・牝限定(国際) G1

定量 牡57㎏ 牝55㎏

1着賞金 2億円 2着8000万円 3着5000万円 4着3000万円 5着2000万円

コースレコード 2:20.6 アーモンドアイ

レースレコード 2:23.2 ドゥラメンテ

フルゲート18頭

 

 

 種牡馬別成績

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 ここでは5回以上の出走のある種牡馬について表記しました。

ディープインパクト産駒が4勝(ワグネリアン、マカヒキ、キズナ、ディープブリランテ)と素晴らしい成績となっていますが、複勝率を見ると27.3%と何でもかんでもディープ産駒を買えばいいなんて簡単なものではないこともわかります。

3着以内に入った9頭の内、8頭までが5番人気以内となっていました。

キングカメハメハ産駒は5頭が馬券圏内に入っており、複勝率は25.0%。

複勝回収率が凄いことになっているのは昨年コズミックフォースが単勝223.7倍の超人気薄ながら3着に突っ込んできたためですね。

ただ平均人気が8.6番人気で平均着順が6.4着と人気をだいぶ上回る走りは見せており、無視はしにくいデータとなっています。

 

騎手別成績

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ここでは2009年以降の東京芝2400mコースに於ける各騎手の成績を掲載しました。

騎乗回数20回以上の騎手、上位20名となっています。

今年のダービーに騎乗予定の騎手の中ではアドマイヤジャスタに騎乗予定のM・デムーロ騎手が流石の複勝率42.0%を誇っています。ただ、彼は人気馬に騎乗するケースが多く、複勝回収率に於いては平均的な数値となっています。

人気のサートゥルナーリアにはD・レーン騎手がC・ルメール騎手に代わっての騎乗となりますが、D・レーン騎手はこの条件で6回騎乗して2連対、複勝率71%となっています。

ヴェロックス騎乗の川田騎手は複勝率39.6%、複勝回収率92%と非常に優秀な成績を残しており、ダービーに於いてもマカヒキで優勝しています。

ダノンキングリー騎乗の戸崎騎手ですが、こちらも複勝率40.5%、複勝回収率でも85%と非常に優秀な実績を残しています。

昨年のダービージョッキー福永騎手ですが、この条件での成績は騎乗馬の質から考えるとイマイチで、複勝回収率は62%に留まっています。

ダービージョッキーと言えば武豊騎手の名を語らないわけにはいきませんが、実は複勝率、複勝回収率共にイマイチとなっており、このデータから見ると買えない騎手、となっています。

 

枠順別成績

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 まず目につくのは内外の成績の違い。

真ん中より内の枠、特に1枠は優れた成績を残しており回収率に於いても高数値をマークしています。

一方、外枠の7、8枠については2頭の勝ち馬は出してはいるものの、全体的に見るとイマイチ感は拭えません。

このコース、スタートから1コーナーまでは約350m程で、それほどゆったりしたものではなく、内枠の馬が先行しやすいものとなっています。

結果的にコーナーに入ってからはペースが落ち着くことが多く、前にスムーズに行けた馬に優位に働きやすいこともあり、後手に回りやすくなる外枠勢にとっては決して易しいコースではないことがデータからも示されていると言っていいかと思います。

 

前走馬体重別成績

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ご覧の通り、馬格のある馬の方が良い成績を残している傾向が見て取れます。

人気馬ではダノンキングリーは前走が450キロとなっており、このデータに於いては厳しい数字となります。

もっとも、今年の出走馬を見てみるとその大半が前走馬体重が460キロを超える馬達となっています。
 

 

前走位置取り別成績

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このように前に行っていた馬の好成績が目に付きます。

一方で、前走で中団以降に位置していた馬は回収率は低いものの、その割に高い連対率を残しています。

この数値が意味するものは、「後方に控えていた馬は人気薄の馬はなかなか来ないが人気になる実力馬は十分に勝ち負けになる」ということ。

その反面で人気薄の馬は前目に位置していた馬が穴馬券を演出することが多くなっています。

 

前走距離別成績

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かつてキングカメハメハやディープスカイがNHKマイルカップからのローテーションでダービーを優勝しているのですが、この10年に限ると2000m未満の距離からの参戦は30頭が挑んで全て馬券圏外に敗れています。

とにかく皐月賞組が滅法強く、皐月賞以外のレースからの参戦でこのレースを制しているのは京都新聞杯を制し、1番人気に推されたキズナ1頭だけとなっていて、人気を集めるであろう皐月賞の上位3頭には心強いデータとなります。

このように圧倒的に強い皐月賞組ですが、これに善戦しているのが青葉賞からとなる前走2400m経験組。

勝たないまでも5頭が馬券に絡んでおり、今年はリオンリオン、ランフォザローゼスがこれに該当します。

 

キャリア別成績

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この10年間に於いては2戦以内、16戦以上のキャリアを持つ馬の出走はありませんでしたが、やはり目立つのはキャリア5戦以内の馬の強さでしょう。

人気馬ではサートゥルナーリアが4戦、ヴェロックスが6戦、ダノンキングリーが4戦のキャリアとなっています。

このデータ的にはキャリア8戦のリオンリオンは苦しいところでしょうか。

 

 所属別成績

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競走馬全体で見ると栗東所属馬の成績が優れている傾向があることは良く知られているところですが、ことダービーに限って言うと美浦所属の馬達は互角以上の成績を残していることが示されていますね。

比較的上位人気の馬ではダノンキングリー、ランフォザローゼス、シュヴァルツリーゼが美浦所属となっていますね。

 

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